新穂高ロープウェイは二階建てで、１２０人を一気に標高２１５６ｍまで標高差１０００ｍを送ってくれる。
この時期ロープウェイを降りると、すでにそこは残雪の世界だ。
谷を挟んで笠ヶ岳が美しい。
山荘までの道はかなりの残雪だ。
ほとんどが樹林帯で見晴らしはないが、たまに西穂の稜線が見える。
前回行った時に比べて、ルートを表す赤い目印が非常に細かく付けてある。
山荘近くには写真のように雪の階段を付けてあるところもあって、驚きます。
山荘を通り過ぎて稜線に出ると登山道に雪はない。
山荘付近では上高地川を見ることはできない。
しかし、稜線を１５分ほど進めば上高地を見下ろすことができる。
下のほうに新穂高ロープウェイの第３鉄塔付近が見える。
西穂高口駅が見える場所もある。
西穂へ続く稜線。
緑に覆われたピークのすぐ先にある少しずんぐりしたピークが独標だ。
この日はいったん戻って山荘へ登山道は山荘北側にあるが、
写真を撮りに山荘南側の雪原に出てみた。
翌朝はこの上もないほどの良い天気だった。
朝にに赤く照らされる笠ヶ岳が素晴らしい。
登山道途中から南を振り返ると、焼岳、乗鞍がくっきりと見えている。
稜線上から西穂山荘はほとんど見えないがここからは、赤い屋根が見えた。
独標標識と笠ヶ岳
遠くに白く白山の山並みも見えます。
富士山が見えた。
山小屋の従業員によれば、めったに見ることができないと言う。
独標を超えると急に厳しい岩稜帯となる。
岩と雪をまとった山々の組み合わせがとても美しい。
独標と乗鞍の姿が美しい。
(C) Copyright 2011/06, Soliton
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